ハンドメイドマーケット
大盛況のハンドメイドマーケット。
手作り好きなひと、得意なひとにとって趣味と実益を兼ねたハンドメイド販売サイトが盛況です。
大手2社登録者数はなんとCreema 20万人、minne75万人(2021年5月現在)
この記事を書くにあたって改めてトップページを閲覧したら明るくておしゃれで
素敵な作品が見つかりそうな雰囲気が画面から伝わってきます。
こんなアイデアがあったか!と感嘆することもしぱしぱです。
今やどこのショッピングモール、デパートに行っても同じ店舗ばかり。
しかもクリエーターさんのプライスは良心的と言うか遠慮がち。
ハンドメイドマーケットは素敵な作品を探す絶好の場所です。
実は私もcreemaに登録しているのですがエネルギーが足りなくて結構ショボイので見ないでください。
それでも見つけてお買い物をしてくださった方とのご縁は奇跡とも思えます。
ファンを抱えている作家さんも誕生しています。
そんな作家さんの作品はその作品をいまか、いまかと待つファンの中で
取り合いになるくらいです。
誰も作っていないような作品を生み出してぜひ応援してくれるファンを見つけましょう!
![](https://seikazuko.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_1565-1.gif)
企画展
![](https://seikazuko.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_1567.jpeg)
ハンドメイドマーケットの主催のイベントやギャラリー主催の個展やグループ展に参加する。
発表の場を設けることにより沢山の人に認知してもらえます。
お客様はハンドメイドファンで、わざわざ足を運んで下さるのですから願ってもないですよね。
数日開催される展示会会場にブースを借りて思う存分自分の感性を演出しましょう。
会場にはバイヤーも足を運びます。大きなイベントなら海外からのお客様、あとはスパイもいるかもしれませんw
盗まれる程の技術だとしたら認められたこととも言えますがそこはご勘弁願いたいですね。
ハンドメイド作家同士での情報交換や交友が深まりメリットも大きいはずです。
参加費用と会場に詰める時間はいわば先行投資です。
自社サイト
ショッピングカートを用意しているECサイトと契約をして自分のECショップを作ります。
たくさんのテンプレートから好きなデザインを選びます。
ハンドメイドマーケットのように簡単に立ち上げることはできませんが
年間の契約料を支払えば販売価格から販売手数料を引かれることはありません。
手数料だってチリツモです。
最初だけ頑張れば少額の運営費で自分だけのお店を作ることができます。
自分の作った作品だけではボリュームが足りない場合もあるでしょう。
作家さん同士でコラボしてみるのも一案です、
忘れていませんか?個人経営の実店舗
![](https://seikazuko.com/wp-content/uploads/2021/06/9869bb66a0253bad568e8dbc24204fd5.jpg)
上顧客を抱えている実力ブティックを侮るなかれ!
あなたの地元に個人経営や老舗ブティックはありますか?
「買い付け」はいわば企業秘密。
どこで何を仕入れるか皆が一緒ではお店の個性が出せませんよね。
どのお店のオーナーも他店とは違う商品を探しています。
私はかつて高級輸入服および服飾品を扱う会社に勤務していました。
年に数回ショールームで開催される受注展示会に来るのが個人経営のブティックのマダム達です。
フィッティングモデルが洋服を着て見せたり自ら試着してみたり
合間にコーヒーを飲みつつ商品を買い付けるのです。
マダム達は顧客の好みとお財布の中身を知り尽くしています。
ましてや大きなデパートのない地方ではお金を使いたくてウズウズしているお客様が沢山。
高いものばかりが商品ではありません。合わせて小物も買いたくなったりしますよね。
もしくは高くて買えなくて小物だけ買う事だってあるでしょう。
そんな時はどこかで見たようなものではない商品の方がいいに決まっています。
ましてや自分で探しに行かなくても置いてくださいと訪ねてきたら
「見せてください」と興味を示してくれるはずです。
アクセサリー類でもポーチや人形でもお店のオーナーの感性に合えば
安定的に商品を売ることができるのです。
ハンドメイドマーケットやメルカリは手軽ですが
競合も多いし薄利な場合も多いでしょう。
販売力のあるお店とのご縁は侮れません。もし気になるお店があったら勇気を出してドアを叩いてみましょう。
くれぐれも接客のお邪魔にならないようにして下さいね。
ドアを叩いてみたお話
私のブティックでの販売経験の凡例をお話します。
横浜中華街へご飯を食べに行った時の事、メインストリートから少し外れた場所の
ブティックのウィンドーが目に止まりました。
営業をするつもりではなかったのですが作っているアクセサリーが合いそうだと感じ
勇気を出して自己紹介をしたところ今度見せて下さいというお言葉をいただいたのです。
「営業職」のメンタルをいつも慮っている私です。
今だって営業なんてなるべくはしたくないと思う小心者で
初めての営業で心臓ばくばくだったはずなのですがそこのところはハッキリと覚えていません。
後日作品を持って訪ね無事置いていただけることになりました。
そのお店はグレードで言うと中くらいと言ったらいいでしょうか?
めっちゃ洗練された品揃えと言うわけではなかったですがアクセサリーが合わせやすい
ベーシックな商品が多かった印象です。
![](https://seikazuko.com/wp-content/uploads/2021/06/export-3.gif)
具体的な取引内容
取引成立の後の取引内容のお話しです。
お店の棚に自分の商品をディスプレイして個数を管理。
新作を携え翌月訪問し売れたものをチェックして伝票を起こします。
売り上げの40%をお店が残りの60%が私の利益になりました。
だんだん売り上げが上がったら掛け率の交渉なんかもできるのでしょうが
とにもかくにも営業力が著しく乏しい私がそのような交渉に挑めるはずもなくw
ビーズドールを作るようになって忙しくなるまでの数年間同じ条件でそのお店にお世話になりました。
納めていた商品の単価は¥1000代〜高くても¥5000代
それでも売り上げは月に10万円くらいになった事も多かったように記憶してます。