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身長およそ5センチのお嬢さんはビーズドールの中では大柄さんで存在感が増します。
ビーズドールを作り始めた頃は携帯ストラップ全盛でしたのでほとんどのビーズドールは8ミリのビーズを芯にしていました。
通す回数が増える10ミリは万が一通りにくくなった時のリスクを考えて1.5 号のテグスを使用することが多いのですがこ複雑な部分の数が少ないこのお嬢さんは2号のテグスで作ることができました。前髪ぱっつんお嬢さんの時も用心して1.5 号のテグスを使用しましたが今思えば一般的な2号でも大丈夫でだったなと苦笑いしてます。極細のビーズ針を使用すればさらに安心です!
2023年5月26日
カクテルドレスのお嬢さんを作るための材料と道具
10mmラウンドビーズ/Round Bead 頭用(ケシ玉・アクリルビーズ・パールビーズなど)…………1個
8mmラウンドビーズ/Round Bead 体用(ケシ玉・アクリルビーズ・パールビーズなど)…………1個
丸小ビーズ/Seed beads 11/0
- ベージュ / Beige ・…115個
- ちゃいろ / Brown ・・・95個
- ブロンズ / Bronze…169個
- 紫 / Purple ・…40個
- ピンク / Pink・…36個
- 青 / Blue ・・2個
- ゴールド / Gold ・・1個
その他
- テグス2号/Thread 8 LB( 1号〜1.5号でも可 )頭/Head…100cm・ボディー/Body……160cm
※2号を使用する場合は極細のビーズ針の使用をお勧めします。 - Tピン/Head pin 30mm x 0.7mm・…2本
- 9ピン/ Eye pin 30mm x 0.7mm……1本
- 丸カン/Jump ring・…1個
- チューリップビーズステッチ針/ Beading needle#11/0.41mmX48.4mm / MIYUKIビーズ針/Beading needleK2377 0.5mmX55mm
- (もしくは市販のビーズ針 )
- ハサミ/Scissors
- ヤットコ/Nose Pliers
- あったら便利♡ ツイーザー/Tweezers
ビーズドール前髪ぱっつんお嬢さんの平面図とよくわかる作り方解説
芯にするビーズとビーズ針を準備
10ミリのビーズを芯にして丸小ビーズを巻きつけながら製作します。
1.5号〜2号のテグス、ビーズ針は〜を使用します。
複雑な形で何度も同じビーズにテグスを往復させる場合は1.5号のテグスを使用している場合があり混乱する場合があるかと思います。ビーズ針の太さも影響しますのでもでなくても大丈夫ですが丸小ビーズが入ってしまうくらいの大きい穴の物は不向きです。テグス2号を使用する場合は細めの針の方が後半になってもスムーズに作業出来ます。1号のテグスはビーズに通しにくくなることはありませんが細いぶんコシがなくなるのでしっかり引いて緩みが出ないようにしましょう。
テグス1.5号は釣具屋さんで手に入ります。
平面図を見ながらビーズで囲みます
上から順番に丸小ビーズを通して針をビーズの中に戻し
通し始めのテグスを列に絡めて結び固定します。
平面図を参考にしながら芯になる8mmビーズを囲んでゆきます。
図面の番号はそれぞれのカラーのビーズの数を示しています。
例えば1列めはシルバー8個、2列目はシルバー5個です。
囲んで行く上で注意しなければならないのはテグスのタルミです。一列一列しっかりと引き締めるようにしましょう。
ただしテグス自体に力が加わるとテンションがかかってクセが付いてしまい作業がしにくくなります。
テグスはゆっくり引くようにしましょう。
テグスにヨリがかかって作業時間延長になっちゃう!
頭の後ろで隙間防止
ビーズを囲んでいく上でどうしても列の隙間ができてしまいます。
10個のビーズと6個のビーズを反復しますが一列の上部を共有して隙間が目立たないようにします。
アップヘアーを作ります
頭を囲み終えた時点でテグスが上部に出ているはずです。
そのテグスをアップヘアーを作り足す位置に引き出します。
隙間を埋めた列を目安にしながら引き出す位置を確認し
番号を参考にしながらビーズを通してください。
薄い色のビーズはアップヘアー作り足しには使用しないビーズです。
先に通した15,16のビーズを利用してアップヘアーの前面を作り足します。
前髪のラインを整えながら髪飾りも作り足します
目の列の2列となり、茶色のビーズとベージュのビーズの境目にテグスを引き出し
青いラインを参考にしながらジグザクに反対側までテグスを通します
そのあとコサージュにを作ります。
上を向いている矢印がコサージュにする6個のビーズを輪にし終えたところです
髪飾りのコサージュの拡大図です
図の6個のビーズの左右の横向きのビーズに8の字を描くようにしながら
中心になるコールドのビーズを配置します
コサージュはこのままでは片方が浮いている状態なので適当な位置にテグスを絡めて固定します。
指定の位置はありませんが逆側から引き返せる位置にテグスを引き出すことが重要です。
反対側に戻ってきたら頭の下にテグスを引き出して通し始めのテグスをしっかり結びます。
足を作ります
T ピンにビーズを通して足を作ります。
スカートを作ります
スカートを作ります。スカートの段数は全部で5段です。
テグス120cmをビーズ針に通し4個のビーズを通し輪にします。
テグスの端を結び固定します。
薄い色の場所は↑で作った最初のパートです
3個のビーズを通して手前のビーズひとつ上図の①のビーズを利用して1区画が4個のビーズになるようにします。
時計回りに返し縫いをするようにしながら10区画を作ります。
10ヶ所目は最初の区画のビーズを利用するので2個のビーズを足します。
ビーズの中を通しながら輪の一番外側のビーズにテグスを引き出します。
2段目は1区画を5個にしてスカートの増し目にします
通し始めは4個のビーズを足します。図11
途中は手前の区画のビーズひとつを含めて5個になるようにするので3個のビーズを足します。
最後は手前の区画のビーズと段の最初のビーズを利用するので足すビーズは2個です
3段目も2段目と同様です。
4段目では通し方は同じですが紫のビーズが加わります
好きな色で作ってみてね!
スカート5段をとおし終えたらテグスをビーズの中を通しながらウエスト部分に引き出します。
トップスを作ります
トップスはスカートのウエスト部分を利用します
芯にする8mmビーズにテグスを通しビーズを上から下に巻きつけるようにします。
ビーズの穴に針を戻す前にウエストのビーズを拾いますがウエストのビーズは10個しかないので
8mmビーズを囲む時に必要な数には不足です。ですので3列はそのまま芯に戻して不足分を解消します。
うっかり同じに進めちやいそう〜
胸元のピンクのラインを整えるために隣の列に絡めながら囲みます。
手を作り足します
全部囲み終えたら手を作り足します
頭と体をつなげて仕上げ作業です
金具の始末をして完成です
ピンの先端を丸めたら使用目的に応じた金具をセットして完成です。
最近は長めのTピンを利用し2重に丸める事が多いです。力がかかるとせっかく丸めたピンが開いてしまいかねないからです。私は初期の頃よりピン曲げ用のペンチを使用しており普通のヤットコで丸めるとしたら上手に2重に丸まらないかもしれないです。ご自分のやりやすい方法で仕上げてください。
収録裏話
何本も撮影をしているはずなのにいつも肝心の手元がよく見えなくて、切り貼りをしながら編集をしましたが最終的に撮影をしなおした方が早道と観念して再撮する事にしました。
次回作の撮影は手元が切れない工夫をさらにしながら効率の良い編集をしなくてはと痛感。