ビーズのリングはフラットなリング部分の中央にメインになる大きなビーズを配置するものが
多いですがこれはリング部分は細いストリングタイプ。そこに作ったモチーフをあしらったデザインです。重ねてつけたらちょっとおしゃれ上級者に見えるかな?
ええ?こんなのいくつも付ける?とお思いのかたもいらっしゃるでしょう。
なぜそう思ったのかというとイタリアのポメラート ヌード というリングをそういう風に
つけているのを見たことがあるからです。
デザインも価格も遠く及びませんがコーディネートだけ見本にできると思いませんか?
いつもの通り少量のビーズで作れますからたくさんのお色で作って見てください。
あなたの作ったリングのお写真を送ってくださればこのページにカラーギャラリーを設置して
展示させてください!
使用する材料と道具
作り方とビーズ図面
何がなんだかわからない状態で作るのは時間がかかります。
手順を先に見ておけば次の作業への予測が容易になりますので覚えておきましょう!
中心のお花を作る→お花の周りをビーズで囲む→側面を作る→裏面を作る→リング部分を作る
1. ビーズリングのトップ部分のお花を作ります
数字を参考にしながらテグスを交差させながらビーズを通します。
右手にあるテグスにドロップビーズ2個を通して①のドロップビーズに通します。
⑥にあたるドロップビーズにテグスを交差させて中央のお花部分の完成です。
2. 中心のお花が出来たのでお花の周りを縁取ります
ドロップビーズひとつに対して丸小ビーズ5個を通します。
隣のドロップビーズに通す時は直前の丸小ビーズをカウントすることを忘れないようにしましょう。
あかい丸小ビーズを通し終えたら隙間にゴールドのビーズを配置します。
3. 側面を作ります
ゴールドのビーズとあかいビーズ3個のうちの中央のビーズを拾いながら側面を作ります。
拾ったビーズに対して3個のビーズを通し十字型になるようにします。
最後の 50 のビーズを通す時は通し始めの 32 のビーズを拾って輪にします。
4.裏面を作ります
側面のビーズを2個づつ拾って縮めます。
10個のビーズを2個づつ5箇所に振り分けることで中央に向かって縮まります。
左の図面を裏返しにして縮めたのが右の図面です。
中央の5個のビーズにテグスを1週させて固定します。
さらにテグスをリングモチーフのビーズの中を通しながら左右に振り分けます。
5.リング部分を作ります
指のサイズに合わせてリング部分を通します。丸小ビーズの大きさはカラーによって誤差があります。
レイヤーリングのレシピに記載されている表を参考にしながら加減してください。
仕上げにしっかりテグスを引き締めることにより縮みますので多めのビーズを通しましょう。
テグスを始末する前にしっかりサイズチェック!
こちらの作り方では左右にビーズを振り分けて中央で搦め手から引き返す手法をとっていますが片方だけに通して根元で結んでもOKです。見た目は変わりませんもんね!
作りやすいと思う方法を選んでくださいね。
収録裏話
図案を見ながらのひとつめは時間がかかりますがビーズの並びを覚えてしまえばレシピなしでどんどん作れちゃいますよ。というのもいつまで経っても撮影と編集のコツが掴めずいくつも作った私がそれを体感したからです。
中心に画面表示しなけらばならない手元が右へ下へと動いてしまっていて申し訳ない限りです。
見やすくわかりやすい動画が仕上がれば動画内に図面を表示する必要も無くなりますがみなさまはどのようにお考えでしょうか?
機会がありました是非ご意見をくださいね。今の所は暗闇の中での作業のごとくゴーイングマイウェイで頑張っていますがまさかの暖簾に腕押し、糠に釘みたいなことになっていないことを願うばかりです。少しでもお役に立てる動画とブログを積み上げてまいりますのでお知り合いにご紹介くださいね。
指輪やアクセサリーも上手に作るコツはビーズドールと同様1にも2にもテグスをしっかり引いて緩まないようにすることです。
最初は時間がかかって「もうイヤ・・・」と思うかもしれませんが手が慣れてきたら制作時間もだんだんと短くなりますので
どうぞ焦らずに作ってみたください。質問などがありましたらこのページにQ&Aのような形で加筆しながら充実したページにして参ります。それでは皆さまのビーズ手芸が楽しいひとときになりますように!