ねこのサンタクロース

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クリスマスのデコレーションはイベントの中でも際立っていますよね。
教会とご縁があって心からお祝いしている方もおられるでしょうが
基本的には宗教とは全く無縁の日本のクリスマス。
ディスプレイの華やかさは本場を遥かに凌いでいます。
年末年始にかけてヨーロッパを旅したことがあるのですが
そのイルミネーションやディスプレイが結構質素だったのを記憶しています。
かなり前になりますのでもしかしたら今はもう少し華やいでいるのかな?とも思いますが…。
パーリーピープルとは無縁なので実際は平常運転ですがクリスマスグッズやイルミネーションはとても身近な存在です。
と言うことで「ねこのサンタさん」の作り方をご紹介しましょう。
あたまに使うビーズを8ミリ、体には6ミリとあたまでっかちな愛らしいねこさんが出来ました。
いちばんのポイントは帽子の白い縁取りのラインの整え方です。
帽子を後ろに被っているのでポンポンも後ろにしたかったのですがしっくり収まらなかったので断念しました。

あたまでっかちシリーズの誕生でこれからの作品にバリエーションが増えそうな予感です。
皆様もぜひお作りになってみてください。

使用する材料と道具

ビーズ作品をつくる上で必要な材料と製図を一工程づつ分解して誰にでもわかりやすいようにしたイラスト画像

使用する材料

MIYUKI丸小ビーズ

  • #408 あか / Red・・・88個
  • #402しろ / White・・・29個
  • #401くろ / Black・・・67個
  • #193ゴールド / Gold・・・4個
  • グレー / Gray・・・1個
  • パール / Pearl 5mm・・・1個
  • アクリルビーズ8mm /6mm Acrylic beads・・・各1個
  • Tピン / Tpin・・・0.7 X 25mm
  • テグス / Thread ・・・70cm / 55cm
  • ビーズ針 / Beading needle・・・#11
  • Beads needle チューリップビーズステッチ針#11/0.41mmX48.4mm
    MIYUKIビーズ針K2377 0.5mmX55mm
  • もしくは市販のビーズ針 
  • ハサミ/ Scissors


作り方とビーズ図面

針とテグスを用意しあたまからつくります

8ミリのアクリルビーズに1.5号のテグス70cmを用意します

ビーズ針に糸を通します

8ミリのアクリルビーズに1.5号のテグス70cmを用意します
丸小ビーズを8個通してアクリルビーズに巻き付け一列目をつくります
巻き付けた時点で通し始めの糸端を結びつけて固定します

図面を参考にしながら顔になる部分を囲みます。
帽子は後ろに被っているようにするため帽子の白いラインも後ろに下がるように配置していきます

前の列の白と黒のビーズふたつに対して次の列の白を1つ絡めます (青い線を参考にしてください)

頭の後ろの中心の列を絡めたら今度は白いラインを上に向けていきます
上に向けていくときは白と赤、ふたつのビーズに白を1つ絡めます。

左右の目の列と鼻の両脇の列を通してから最後に鼻の列を通します

鼻の列は最後の列なので両サイドの白いビーズに八の字を描くようにテグスを絡めます

外側のビーズの列を利用してテグスを下に引き出してから目の2列後ろに耳を作り足します
下から5個目のビーズに針を出し4個のくろいビーズを通します

最初の2個に針を戻します。
3個目のビーズを飛ばして4個目のビーズに針を入れます
一番上の赤いビーズに針を入れ頭頂部に赤2個を通し反対側の耳に進みます

反対側の耳は最初の1個に針を戻してから一つ飛ばして残りに2個に針を通します

耳の列の下までテグスを引き出したら最初のテグスと2回づつ絡めてしっかり結び結び目と
反対方向にテグスを引き出しておきます



からだをつくる

6ミリのアクリルビーズに1.5号のテグス55cmを用意します

丸小ビーズを6個とおしてアクリルビーズに巻き付け1列目をつくります
巻き付けた時点で通し始めの糸端を結びつけて固定します

図面を参考にしながらビーズをかこみます。
洋服の白いラインをは帽子と同じように手前の列に絡めながらかこみます

足になるビーズを通し先端を除いて針を戻します(8〜5)

足の根元になる⑤の黒いビーズまで針を戻したらそのまま芯のビーズに針を戻し引き続き囲みます

最後の列になる背中は上下のビーズを共有します、
さらに白いビーズのラインは両脇に8の字を書くようにして固定します

手としっぽをつくりたす

足の列の一番上の赤いビーズから針を出してビーズを通します
黒いビーズを残して針をビーズの中に戻し体の下にテグスを引き出します

背中の列の一番下の黒いビーズから針を出ししっぽのビーズ黒9個を通します

先端のビーズを残し4個のビーズに針を戻し体のビーズ2個に通します
再びしっぽのビーズに針を通し最後体の一番したの黒いビーズに針を入れ芯に通します

反対側の手を作ります

テグスを下に引き出し結び始めのテグスとしっかり結び、結び目と反対側にテグスを引き出しておきます

あたまとからだをつなげます

Tpinは通常丸めるのに適度な長さにカットしますが耐久性を考えて切らずに使用しています
これは個人的なものですので見た目スッキリした感じに仕上げたい場合はお好みの方法で仕上げてください

収録裏話

上手に作れましたか?
なんだかこのねこちゃんのバランスはサンリオのキティちゃんを彷彿させますね。
クレームがついたらどうしましょう?w
でもこれは断じてキティちゃんを作りたかった訳ではありません。
サンリオが誕生したのは私が中学生の頃。クシがセットされているコンパクトミラーとかウキウキして買ったものです。それが確かキティちゃんでした。初期のキャラクターがキティちゃんとかコロちゃん?だったっけか茶色のクマちゃんだったからです。キティちゃんをデザインした方には申し訳ありませんがキティちゃんは特に私の琴線に触れないのです。私は後からデビューしたマイメロディちゃんの方が好きです!今でもマイメロディちゃんがシクシク泣いているプリントの付いた陶器の辛子入れ?が残っています。

Youtube動画については少しづつフレームアウトする場所が少なくなっていますが所々画面の下方に肝心な場面があります。
わかりにくいところを補う為にこのレシピページを用意し、注意を払って作成していますがミスがないとは言い切れません。見やすいページ割りや見出しなどまだまだ至らない点があるかと思います。作りながら
気になる点や間違いを発見したらすぐにお知らせ下さい。

ビーズとドールを上手に作るコツは1にも2にもテグスをしっかり引いて緩まないようにすることです。
芯に絡めた列を指で押さえつつ次の列を通すようにしましょう。
最初は時間がかかって「もうイヤ・・・」と思うかもしれませんが手が慣れてきたら制作時間もだんだんと短くなりますので
どうぞ焦らずに作ってみたください。質問などがありましたらこのページにQ&Aのような形で加筆しながら充実したページにして参ります。それでは皆さまのビーズ手芸が楽しいひとときになりますように!

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